■ ワイン名 シネ・クア・ノン ステイン グルナッシュ ■ 生産年 2012 ■ 原産国 アメリカ ■ 地域 カリフォルニア州 サンタ・バーバラ ■ タイプ 赤ワイン ■ 葡萄品種 グルナッシュ76% シラー16% ムールヴェードル8% (91%はEleven Confession Estate、Cumulus Estateの自社畑より、その他はBien Nacidoより収獲。
) ■ 度数 15.5% ■ 内容量 750ml ★
新着商品 2012年のシラーとグルナッシュは元々「Sticks & Stones」と名付けられる予定だった。
しかし、商標権の問題でその名前が使えなかったため、母の母国語であるドイツ語で 「Stock(英:Stick)」、「Stein(英:Stone)」とそれぞれ名付けた。
名前はこのことわざに由来する。
「Sticks and stones may break my bones but names will never hurt me.」 (杖や石では傷ついても,言葉で私を傷つけることはできない) 人の悪口に流されず、意地の悪い人を説得し、穏やかで温厚になりなさいという意味だ。
とてもまともなアドバイスだと思うが、とても難しいことでもある。
アメリカの女優であるティナ・フェイがゴールデングローブ賞の受賞スピーチでこう言った。
「あなたが恵まれすぎていると感じることがあれば、インターネットを見てみて下さい。
そこにはあなたを嫌いという人が蔓延している」 これは全くの事実だ。
インターネットというものは非常に有益かつ素晴らしい発明だ。
それは疑いようのない事実だが、時に馬鹿馬鹿しい悪口や不満のはけ口にもなり得る。
シネ・クア・ノンは素晴らしい顧客を持ち、数々の称賛を受けるなど絶対的に祝福されてる。
その反面、同じくらいの批判がある事位は知ってる。
大抵は、取るに足らないくだらない話として気にも留めないが、 たまに強い憤りを感じるものもある。
一つの例を挙げて説明しよう。
以前、とあるブロガーが私のシラーについてコメントした。
もちろん人それぞれ味覚も異なり、それぞれの意見を述べるのは自由だ。
しかし、そこには「シラーの個性がない」「人工的に凝縮された」などという表現がされており、 ワイン醸造学に反した方法によりワインが造られているかのように書かれていた。
我々は熱心に、細心の注意をはらい、愛情を注いで作業しているだけでなく、 オーガニックなスタイルに取り組んでいることに誇りを持ってる。
そして、私は醸造中に何か人工的な過程を踏んだり操作をすることは決してない。
我々のワイン造りは、全てが職人技であり、 剪定時期からワインが巣立っていく時期まで3〜5年かけて愛情を注ぎ、見守り見続けている。
そうして造られたワインが謂れのない批判を受けたら憤るのは当然のことだろう。
そうした批判に対する答えとして、 2012年のシラーとグルナッシュには「Stock」「Stein」と名付けたんだ。
2012年は、葡萄の成長に完璧な環境だったとのレポートを、 色々なところでご覧になったかと思うが、これは実際本当だ。
晴れた日が続いたが過度に気温が上がることはなく、穏やかでカリフォルニアらしい気候となった。
母なる大地のテロワールがそのまま現れたワインとなり、その表現は本当にラブリーなものだ。
この美しいワインを逃さないで欲しい。
WA Point 97 ┃公開媒体: eRobertParker.com #220 (2015-08-28) ┃レビュアー: Jeb Dunnuck ┃飲み頃: 2017-2030 Starting with the Grenache release, the 2012 Grenache Stein is a blend of 76% Grenache, 16% Syrah and 8% Mourvedre, aged in 14% new French oak (15% was in concrete), that comes mostly from the estate's Eleven Confessions Vineyard in the Sta. Rita Hills, but also includes grapes from the Cumulus, Third Twin (Syrah) and Bien Nacido vineyards. Checking in at 15.7% alcohol, it's no lightweight, yet it has considerable elegance in its sweet blackcurrants, white pepper, licorice, baking spices and hints of violet-like aromas and flavors. Possessing the hallmark purity of the estate, it's full-bodied, concentrated, rich and textured, with sweet tannin barely noticeable on the finish. I don't think it's one of the greatest Grenaches from the estate, yet it's still an incredible effort that will benefit from short-term cellaring and have 15-20 years or more of overall longevity. There are few greater success stories in wine than that of Sine Qua Non’s Manfred Krankl. Austrian-born and showing up penniless in Los Angeles in 1980, he went on to create one of the greatest wine estates in the world today by sheer talent and work ethic. Despite being involved in a horrific motorcycle accident in September of 2014, he’s recovering admirably and was in great spirits during my visit. Looking at his latest releases, the 2011 extended-aged cuvees all show the cooler nature of the vintage, yet had phenomenal levels concentration and firm, tannic spines. I’m not sure they’re a step up over the earlier 2011 releases, but they’re without a doubt some of the top wines in the vintage. The 2012s are big, ripe and voluptuous wines more in the style of 2009s, yet perhaps with slightly less exuberance. The real shocker was the quality of the Next Of Kyn releases. These come all from his estate vineyard located around the winery in Oak View. I was blown away by both the ’11 and ’12, with the ’12 being the greatest wine yet from the estate.